「MMpro-2DdA」は、「やさしい操作と本格的な機能を兼ね備えたハイコストパフォーマンスシステム」という、新しいコンセプトで開発された、医療分野・人間科学分野向けの動作分析システム「Medical Motion Processシリーズ」の中の二次元動作システムです。

「MMpro-2Dd」の機能に加えて、マーカ自動認識（追跡）機能、マーカ入力点自動拡大機能、独自の解析機能等が強化されおり、高いデータ処理効率を必要とする臨床用として、あるいは高度な研究用として、どちらでもご利用いただける二次元動作分析システムの決定版です。
１．特別な装置は必要ありません
　
　ノートパソコンと一般的な家庭用ビデオカメラでシステムは構成されています。特別な装置や、パソコンの増設ボード等は一切必要ありません。
２．非常に簡単な操作性です
　
　パソコン操作に慣れていない方にも安心していただける、マウス操作を中心としたデジタイズ入力方式（計測したいポイントにマウスカーソルを合わせてクリックするだけ）を採用しているため、非常に簡単な操作で計測ができます。
　面倒で時間のかかる事前準備もなく、システム操作の研修なども必要ありません。取扱説明書も、図表を数多く使ったフルカラー構成で、非常に分かりやすいとご好評いただいております。
３．MPEG２フォーマットの採用により、高画質ながらデータ容量が小さくなりました
　
　画像表示方式にはMPEG２フォーマットを採用していますので、従来までのAVIフォーマットと比較してデータ容量が約1割程度と少ないにもかかわらず画質が良く、画像サイズも一回り大きくなっています。
４．撮影場所を問いません
　
　実際の計測は、三脚に固定したビデオカメラで普通に撮影するだけですので、専用の計測室や、撮影前の面倒な校正作業は必要ありません。常時設置しておく必要がありませんので、スペースの有効活用が図れます。
５．解析結果を画像上に重ね合わせて表示できます
　
　主要な解析結果を、画像に重ね合わせて画面上に表示することができます。画像と合わせて見ることで、視覚的な理解が可能になり、被計測者へのフィードバック効果でも説得力があります。
６．入力方式はマーカ自動認識方式とデジタイズ方式を組み合わせて利用できます
　
　「MMpro-2Dd」のデジタイズ方式に加えて、反射マーカの輝度差を利用したマーカ自動認識方式が加わりましたので、撮影条件に合わせて最適な入力方法を選択（併用）いただけます。
　更に、デジタイズの際にマウスポインタ周辺を自動的に拡大する機能が追加されましたので、高い精度で効率良くデジタイズ入力できます。
７．独自の解析機能がご利用いただけます
　
　解析結果のグラフを同時に複数個画面上に並べて表示し、画像やスティック図を時系列的に変化させることができます。これにより、グラフ同士を相互に関連付けて時系列的な変動を検討することができます。
　動画像が連動して表示されることで、特定時の動作状態をストップモーションで確認することができます。
８．エクセルへのデータ抽出機能が付いています
　
　分析結果をマイクロソフト社のエクセルデータとして抽出する機能があり、これを利用して各種のグラフ等を作成できる「基本解析プログラム」が付属しています。エクセルデータですから、ユーザが独自に解析プログラムを開発して活用することも容易です。
９．ご購入者向けの特別研修等の様々なサービスがあります
　
　「導入したけれども結局使いこなせなかった」ということがないように、ご購入後、実際にお客様が計測されたデータを使って行なう特別研修や、お客様の繁忙時期に撮影画像をお預かりして弊社が動作分析データに加工する解析サービスなど、色々なサービス提供が可能です。サービス内容につきましては、個別のご相談となります。
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