摂食・嚥下計測評価用システム(SW−USB)

原理と利用方法

1.センサ部分はエレクトレットタイプと、圧電フィルムタイプがあります。エレクトレットは、空洞
  が無数に存在し、その空洞の中に電荷が埋まっています。
2.エレクトレットはシート内部に電荷が存在しているため、圧電フィルムタイプは発電するため、ど
  ちらもわざわざ電圧をかけなくても、このシートに圧力を加えることで、圧力に比例した電位差が
  発生し、微細な振動(圧力変化)を検知することができます。
3.異なる振動を見る場合(呼吸や脈拍相当)は、フィルタ値を変更することで、区別が可能です。

特徴

1.センサ自身は、感度が非常に高いので、人間の体重の心拍や呼吸のようなg単位の変化をとらえ
  ることが可能です。それを応用し、センサを首に当てたり、サージカルテープで固定した状態
  で、摂食物の粘性や大きさによる圧力変化と飲食物のその部位の通過時間等を検出できるよう
  になりました。
2.センサに電気を流しているわけではないので、きわめて安全です。

センサシステム(例)

 

飲食時の出力例




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